税金の事実|日本の住宅ローンがおトクすぎるワケ

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数ある借金の中でも、住宅ローンだけが優遇されている理由。

日本の住宅ローンは金利が安いだけではなく、減税もあり、お得すぎるのはなぜでしょうか。

りすみん

ハウスメーカーで営業してた時は『住宅ローン推進派』だったけど、いまは慎重派になったよ

私は住宅ローンで多額の借金をしていますが、この事実を知って衝撃を受け、じぶんの選択に後悔しました。

これから借金をする人には「住宅ローンの本質」を知った上で注文住宅を建ててほしいと思います。

結論
  • 住宅ローンだけが国が推奨する借金
  • 不動産は日本経済に与える影響が大
  • 国はサラリーマンの源泉徴収が重要

注文住宅の予習ブログがいったい何を語りはじめるのか?と疑念を持った方へ。安心してください。これから家を建てる人にとって無駄な知識にはさせません。

住宅ローンが多額の借金であることは事実。だからこそ、客観的に情報を集め、自分の頭でよく考え、かしこい消費者であり続けましょう。

深く考えずに35年の住宅ローンを組んだ私から、この記事を読んでいるあなたへの切実なメッセージです。

プロフィール
りすみん
  • 宅地建物取引士
  • 元ハウスメーカー営業
  • ファイナンシャルプランナー
  • インテリアコーディネーター
  • 声ブログ発信中@stand.fm
Contents

低金利の住宅ローンで恩恵をうけるのは誰か?

住宅ローンを借りる人が増えると得をするのは誰でしょうか。

先進国の中でも日本の住宅ローン金利はかなり低いです。

もちろん家を買うために低金利で借金ができる消費者や家を売る建築会社も儲かりますが、もうちょっと広い視点で考えてみましょう。

住宅ローンで恩恵をうけるのはこれらの人々です。

低金利の住宅ローンで得する人々
  • 家を買う消費者
  • 建築会社
  • 不動産会社
  • 銀行など金融
  • 住宅設備会社
  • 家電メーカー&量販店
  • 家具メーカー&販売店
  • 引越し会社
  • リフォーム会社 etc

とりわけ不動産業界の市場規模はおよそ45兆円、国家予算の半分にも迫るほどの大きなマーケット。

日本経済を活性化するために、不動産・住宅業界を無視することはできません。逆にいえば、住宅業界の落ち込みは日本経済の不景気に直結するということ。

りすみん

住宅ローンを活用した新築需要の喚起は日本のGDPを押し上げてきたよ

注文住宅を建てたい人にとって、低金利の住宅ローン恩恵をうけるのはあなたであることに違いありません。

それでも、ちょっとだけ考えてみてほしいのです。3,000万の借金をして支払う利息について。

利息で儲かるのは金融機関です。数百万の利息は、サラリーマンの私たちにとって決して安い金額ではありません。

金利0.5%金利1.5%
月々返済額77,875円91,855円
年間返済額934,500円1,102,260円
総返済額32,707,500円38,579,100円
条件:借入額3000万、35年返済、元利金等

低金利の住宅ローンで恩恵をうけるのは、おもに建築、不動産、金融です。それらの業界が潤うと、日本経済も潤うということを覚えておきましょう。

すでに住宅ローンを借りている私たちは、日本経済の成長とGDPに貢献しているとも言えますね。

住宅ローンを借りる人が増えれば、安定した雇用を生みだすことにつながるということです。

住宅業界が日本経済に与える影響はかなり大きい

源泉徴収と住宅ローンの利害関係

ここからは、今回の中核に入っていきます。

税金の話も登場するのでムズカシイと感じるかもしれませんが、できる限りわかりやすく解説します。

皆さんは「トーゴーサンピン」というフレーズをご存知でしょうか?税理士の先生が業種の違いによる税金の不公平を表すときに使われるそうです。

業種国が把握できる収入の割合
サラリーマン10割
自営業5割
農家3割
政治家1割

サラリーマンは会社が年末調整をしてくれるので確定申告をする必要はありません。

逆にいうと、国は正確な収入を把握することができて、もれなく税金を回収できるのです。

ここで質問。税金をしっかり回収したい政府は、自営業とサラリーマン、どちらが多い方が助かるでしょうか?

もう1度いいますが、サラリーマンは国がもれなく税金を回収できる業種です。

りすみん

国はサラリーマンが多い方が税金を回収できるから都合がいい!

話は住宅ローンに戻って、クイズ形式で理解を深めていきましょう。

サラリーマンが住宅ローンを組む税金のメリットは?

住宅ローン控除を活用できること

じゃあ、国が住宅ローンを推進するメリットは?

中間層の国民が家を購入すると日本経済が成長する

国のメリットは経済成長のためだけ??

住宅ローンを組めば数十年間は働き続けてくれるサラリーマンが増える

サラリーマンが働き続けると何がいいの?

自営業に比べて収入を把握できて、もれなく税金が回収できる

私はサラリーマンです。豊な生活を送るために新築を購入しました。

30年以上サラリーマンという業種に縛られ続けるために住宅ローンを組んだのではありません。

でも、実際のところはどうでしょうか?

りすみん

安定した収入がないとローンが返済できない涙

私に限らず「住宅ローンがあるから会社を辞められない」という人は多いのが実態。

源泉徴収という仕組みは国にとって好都合で、100%税金を徴収し続けるために住宅ローンはもっと好都合だということに気づいたときの感覚はいまでもハッキリ覚えています。

住宅ローン減税という甘い罠は、サラリーマンにサラリーマンでい続けてもらうための政策のひとつなのかもしれませんね。

住宅ローンはサラリーマンを増やしたい政府にとって都合がいい

まとめ:日本の住宅ローンは安定した税収を確保するために推進されている

今回はこの国の住宅ローンがどうしてお得なのか?を解説しました。

もちろん新築が増えて豊かで快適な生活を送れる国民が増えることは重要です。私自身も新築を購入しました。

それでも数千万円の借金をしている現状が本当に自由なのか?疑問に感じることがあるということです。

結論
  • 住宅ローンだけが国が推奨する借金
  • 不動産は日本経済に与える影響が大
  • 国はサラリーマンの源泉徴収が重要

これから注文住宅を建てる人へ。

住宅ローンは未来の時間の前借り。時間とは、あなたの人生そのもの。

だから住宅ローンを借りる前にもっと慎重に。

どうせ借金をするなら、ぜひ低金利の住宅ローンを選りすぐってください。

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