土地探しに時間とエネルギーを使い果たした・・・
土地探しは心構えが大切。
心構えを知らないと、土地が見つからず家づくりを途中でやめてしまう人も。
私はハウスメーカーの営業として土地探しをお手伝いした経験があり、宅建士の資格があります。すんなり土地が決まる人、土地が決まらず注文住宅を諦める人を見てきました。
この記事では、土地が決まる人・決まらない人の特徴と土地探しの心構えをお伝えします。
土地が決まりやすい人
- 注文住宅を建てるという意思が強い
- 予算とエリアのバランスがいい
- 妥協点を見つけられる
土地が決まらない人
- 建売と迷っている
- エリアにこだわる
- 引っ越しの期限がない
この記事を読めば、スムーズに土地探しを進めるヒントがわかります。
注文住宅を建てる前に土地探しの迷子にならないよう、ぜひ最後まで読んで予習してくださいね。
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土地探しの流れ
土地探しの流れを5つのステップにまとめました。
それぞれのステップでおさえるべきポイントをお伝えします。
手が届く坪単価のエリアを把握する
土地+建物の総額予算を振り分ける
住宅ローンor家づくりの専門家
建物を建築する視点で見てもらう
重要事項説明書を理解する
物件を見学する前に資金計画を固めておくことが、予算オーバーを防ぐポイントです。
土地探しで決まる人の特徴
ハウスメーカーで営業をしていたとき、不思議に思ったこと。それは、すんなり土地が決まる人とそうでない人の二極化。
どんな人がすんなり土地を決められるのか?をまとめてみました。
- 注文住宅を建てる意思が強い
- 予算とエリアのバランスがいい
- 妥協点を見つけられる
注文住宅を建てる意思が強い
理想のマイホームを建てる!という意思が強い人は、土地が決まりやすいです。
土地探しに対する動きにムダがなくて、決断力が高い印象でした。
- そもそも建売の選択肢はない
- 入居時期のゴールがある
「いつまでに、何を」が明確なほど、大きな決断がしやすいです。
予算とエリアのバランスがいい
建物の予算と土地エリアのバランスがいい人ほど、土地が決まります。
予算とエリアの均衡が取れないと、現実的に土地探しが難航するから。
予算 | エリア |
---|---|
建物メイン | 郊外で広めの敷地 |
土地メイン | 駅近の狭小敷地 |
土地と建物の予算をバランスよく分けると、土地が見つかりやすくなります。
妥協点を見つけられる
土地を購入する上での妥協点を見つけられる人です。
妥協点があれば、取捨選択がしやすくなります。
- 土地の形状
- 土地の広さ
- 最寄りの駅
- 南面道路
完璧な土地はないからこそ、妥協点を見つけておくのも良いでしょう。
土地探しで決まらない人の特徴
物件を紹介してもなかなか決まらない人もいました。いま思えば共通点がいくつかあります。
この特徴に当てはまりそうな人は、土地が見つからないと嘆くかもしれません。
- 建売と迷っている
- エリアにこだわる
- 引っ越しの期限がない
建売と迷っている
建売か注文住宅か迷っているという人は、土地が決まりませんでした。
建売は早く入居できるので、土地なしの人にとって気軽に購入できます。
建売 | 注文住宅 | |
---|---|---|
価格 | ||
入居時期 | ||
立地 | ||
間取り |
建売と注文住宅を同じ土俵で比べている時点で、土地探しに対する本気度が低いように感じました。
エリアにこだわる
エリアにこだわりが強い人も、土地が決まりませんでした。
土地を探す場所がピンポイントすぎると、物件がほとんどないからです。
小学校の学区指定で土地を探したがものの入学に間に合わず、家を買えなかった・・・
エリアにこだわリたければ、余裕を持った土地探しのスケジュールを立てましょう。
引っ越しの期限がない
引っ越しの期限がない人もなかなか土地が決まりません。
期限がないと「もっといい土地が出てくるかも」という期待も捨てられないからですね。
- 賃貸の契約更新
- 子供の入学
- 社宅の期限
土地探しの本気度を高めるためにも、期限を設定したほうがいいです。
土地探しに疲れたときの心構え
土地探しサポートの経験から考える「土地探しの極意」です。
- 予算がある限り、100点満点の土地は存在しない
- いい土地はそれなりに坪単価が高い
- 安い土地にはそれなりの理由がある
- 土地の形状が悪くても、設計でカバーできる
理想の家が建つかどうかは、契約前に工務店やハウスメーカーに相談するのがコツ。
プロの力を借りて、土地の弱点をカバーすることも可能です。
不動産業者の仕事は、土地を売ること。
建築業者の仕事は、家を建てること。
それぞれの専門家と上手にコミュニケーションをとることで、理想の家づくりが実現できます。
土地探しで疲れない営業の選び方
土地探しで疲れないためには、優秀な営業がいる不動産会社を選ぶと良いです。
流通している土地は、不動産会社は同じ情報を見ることができるからです。
情報源が同じなら、優秀な営業の方がスムーズだね
- ヒアリング力が高い
- ニーズをしっかり把握してくれる
- 物件の悪い部分も伝えてくれる
- レスポンスが速い
土地探しがスムーズにいかなければ、不動産会社を変えるという選択肢もあります。
まとめ:土地探しに疲れたらプロの力を借りよう!
この記事では、土地が決まる人・決まらない人の特徴と土地探しの心構えについて解説しました。
土地が決まりやすい人
- 注文住宅を建てるという意思が強い
- 予算とエリアのバランスがいい
- 妥協点を見つけられる
土地が決まらない人
- 建売と迷っている
- エリアにこだわる
- 引っ越しの期限がない
買いたいと思える土地が見つかる前に、建築会社が決まっているとスムーズ。
- 検討中の土地に理想の家が建てられるかを確認できる
- 建築側の視点で土地の良し悪しを教えてもらえる
- 土地にあった間取りと概算の資金計画をもらえる
- 大手ハウスメーカーから地元の工務店から選べる
土地の購入前に、建築のプロからのアドバイスをもらうのがポイント。
この記事が、土地探しに疲れた人やこれから土地を買う人のヒントになれば嬉しいです。
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