何から始めたらいいのかわからない、土地なしの注文住宅。
とりわけ土地から始める家づくりは、スタートを間違えると取り返しがつきません。
土地なし家づくりのお手伝いをした経験があるよ。プロの力を借りながら、望みどおりのマイホームを建てる人をみてきた。
この記事では、土地から家づくりをする人が迷わないよう、おおまかな流れを解説します。
土地なしから注文住宅を建てる人が失敗しない、家づくり全体の流れがわかります。
- 資金計画
- 業者選定
- 土地購入
- 建物契約
資金計画と業者選定さえ間違えなければ、注文住宅の不安はかなり払拭されるでしょう。
大きな方向性を間違えずに家づくりを進めたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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【資金計画】土地なし注文住宅の流れ
いきなり不動産屋やモデルハウスへ行く前に、まずは資金計画を考えます。
- 借入額を決める
- 自己資金の割合
- 銀行を比較する
家づくりはスタートが重要なので、ぜひ慎重に進めていきましょう。
借入額を決める
土地+建物のセットでいくら住宅ローンを借りるか?を決めます。
そもそも借入額がわからないと、全体の資金計画が立てられません。
- 年収倍率は、5倍以下
- 完済年齢は、65歳まで
- 返済比率は、25%以下
ネットで住宅ローンのシミュレーションを使って、借入額を試算してみましょう。
自己資金の割合
現金でいくら投入するか?自己資金の割合を考えます。
家づくりには現金が必要であり、自己資金の割合は住宅ローン金利にも影響します。
キャッシュで支払う主な費用
- 手付金
- 契約金
- 登記費用
- ローン諸費用
- 引っ越し
- インテリア
- 税金など
生活を守るための現金は残しておこう!
自己資金の割合を決めてから、住宅ローンの借入額を検討しましょう。
銀行を比較する
物件が確定していなくても、住宅ローンを借りる銀行を比較します。
後になって「もっと金利が低い金融機関を選べばよかった‥」と後悔しないためです。
引用元:モゲチェック公式サイト
- 物件が見つかると忙しくなり余裕がなくなる
- 土地のつなぎ融資や土地先行融資ができることが前提
- 金利が1%違えば100万単位で返済金額に差がでる
とくに土地+建物セットの住宅ローンは、早い段階で銀行を比較するメリットがあります。
おトクに住宅ローンを借りるならモゲチェック
【業者選定】土地なし注文住宅の流れ
大枠の資金計画が定まったら、業者選定に進みます。
- 情報収集をする
- 住宅展示場へ行く
ポイントは情報を集めてから住宅展示場へ行く、という順番を間違えないことです。
情報収集をする
まずは、ホームページやカタログなどで情報を集めてください。
建てたい家のイメージを膨らませておくと、業者の絞り込みに役立つからです。
- シンプルモダンな外観にしたい
- リビングに大きな窓をつけたい
- とにかく耐久性を追求したい
ハウスメーカーや構造によって得意・不得意があります。
マイホームでこだわりたいポイントの優先順位をつけて、イメージに近い業者をピックアップしましょう。
住宅展示場に行く
見てみたいハウスメーカーや工務店の住宅展示場に足を運びましょう。
じっくりと見学できるのは、1日にせいぜい3社程度。しかも、けっこう疲れます。
- 質問したいことをまとめておく
- 気になるメーカー1位から見学する
- 営業と合わなければ早めに切り上げる
住宅展示場で得た有益な情報や営業との相性をベースに、業者選定をしていきます。
オンラインのモデルハウス見学ツアーも活用しよ!
【土地購入】土地なし注文住宅の流れ
いよいよ土地探しを本格的にスタートします。
- 物件を検索する
- 現地を見学する
- プランを依頼する
- 住宅ローンを申し込む
建てたいハウスメーカーが決まっている人は、土地探しを手伝ってもらう方法もあります。
物件を検索する
住みたいエリアの物件をネットで検索して、だいたいの相場を掴みます。
物件の坪単価が現実的でないと、予算内での家づくりはできません。
物件の探し方ステップは、下記のとおりです。
必要な敷地の坪数×坪単価=土地にかかる費用
地元の不動産または建設会社に要望を伝えます
販売中の看板がある土地を自ら探す
ネット以外の検索方法も視野に入れて、物件を探してみましょう。
現地を見学する
気に入った土地があったら、現地を見にいきます。
何十年も暮らすことを考えると、現地への見学なくして土地は買えません。
素人が見落としがちな、土地見学のチェックポイントをまとめました。
- 道路との高低差がある
- 前面道路が狭い
- 隣家のとの境界線が曖昧
- 私道に隣接している
- 擁壁が古い
じつは現況や隣家の状況など、現地を見る項目はキリがありません。プロに土地を見てもらうのも選択肢のひとつ。
そこに住むことを想像して、現地で土地の良し悪しを判断しましょう。
プランを依頼する
買いたい土地が見つかったら、早めにプランと見積りを依頼します。
土地+建物の総額がわからないと、住宅ローンが組めないからです。
- 敷地条件に合わせた建築費の概算
- 必要な外構工事や付帯工事の概算
- 建築制限や条例
- 建築面積と延べ床面積の最大値
資金計画に沿った借入額に収めるためにも、土地購入前の依頼が大切です。
この土地を買うと全体の予算がいくらぐらいになるか?を把握して、予算オーバーを防ぎましょう。
住宅ローンを申し込む
土地が決まったら、住宅ローンの仮審査に申し込みます。
物件によっては仮審査に通らないと契約ができませんし、土地の評価額は融資額の判断材料のひとつになるからです。
- 不動産会社やハウスメーカーの提携銀行
- 民間の金融機関
- フラット35
土地+建物セットで住宅ローンを組むには、一般的にはつなぎ融資を使います。
仮審査の結果に不安がある人は、複数の金融機関を同時に申し込んでください。
【建物契約】土地なし注文住宅の流れ
家を建てる会社を決めて、建物の契約調印をします。
- 間取りを決める
- 仕様を決める
- 見積もりをもらう
注文住宅の家づくりは、ここからが本番ですね。
間取りを決める
まずは敷地にあった間取りを決めます。
間取りが固まらないと、見積りの積算ができません。
契約前に間取りを100%確定させる必要はありませんが、下記についてはしっかり決めましょう。
- 建築&延べ床面積
- 外観
- 部屋数
- 水まわりの配置
契約前の間取りは90%くらい固まった段階で、次のステップに進みましょう。
仕様を決める
標準仕様を確認しつつ、仕様を決めていきます。
仕様も見積りの積算大きく影響するからです。
- 外壁と屋根の種類
- 床材
- 内装
- 設備オプション
標準仕様は会社によって違うので、おおまかな仕様は同じ条件で依頼しましょう。
見積りをもらう
間取りと仕様が揃ったら、見積りを提示してもらいます。
土地+建物の予算におさまるかどうかを、ここで判断しなければなりません。
- プラン&仕様書
- 付帯工事
- 諸費用
- 上記以外にかかる概算費用
見積りの内容だけでなく、全体の資金計画に照らし合わせて比較しましょう。
まとめ:土地なし注文住宅の流れはスタートの資金計画が最重要
この記事では、土地なしで注文住宅を建てる流れを解説しました。
- 資金計画
- 業者選定
- 土地購入
- 建物契約
土地なしの注文住宅の流れにおいて、最初の資金計画は何よりも大切です。
土地が見つかったら、建築会社に間取りと資金計画を作成してもらうと概算が掴めるよ
気になるハウスメーカーのホームページをチェック
複数社のカタログを熟読し、間取りや資金計画書を比較
絞り込んだハウスメーカーや工務店だけ見学
- 土地情報も紹介してほしい
- お家でゆっくり比較したい
- 貴重な休日をムダにしたくない
- 低予算だけど注文住宅がいい
建築会社が決まっている人は、一括請求の必要はありません。
これからの人は、使えるものをフル活用して夢のマイホームを手に入れましょう。
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