あのハウスメーカーはヤバいって聞いたけど、本当?
家づくりにおいてハウスメーカー選びは重要です。
ハウスメーカーを間違えてしまうと、大金を払ったのに残念な状況に陥ってしまうことがあります。
大手ハウスメーカーで働いていたけど、え?って思う会社もあった
この記事では、元ハウスメーカー営業が考えるやめた方がいいハウスメーカーのポイントと見極めるコツを解説します。
- 見積内容、担当者、現場、仕様、経営をチェック
- ハウスメーカーの見極めが不安なら、プロに頼る
ハウスメーカー選びで失敗したくない人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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やめた方がいいハウスメーカーのダメ出し7選
元ハウスメーカー営業が考える、やめた方がいいハウスメーカーのポイントです。
- 契約前の見積内容がザツ
- 営業担当が信頼できない
- 設計担当のレベルが低い
- 性能だけをアピールする
- 標準仕様では物足りない
- 完成現場がパッとしない
- 経営状況がよろしくない
ハウスメーカーを選ぶときの参考にしてください。
契約前の見積内容がザツ
見積書の中身がザツなハウスメーカーは要注意。
契約後に見積金額が高くなるリスクがあります。
こんな部分に注意して、見積内容をチェックしましょう。
見積内容 | チェックポイント |
---|---|
地盤改良工事 | ・専門業者による地盤調査をしていれば正確 ・調査前は地盤の状態によって追加がかかる |
建築本体工事 | ・間取りは契約前にほぼ確定させる ・仕様書から変更するとオプション ・展開図で窓の大きさや高さを確認 ・外観パースの外装材グレード確認 |
付帯工事 | ・解体業者による見積 ・水道業者による見積 ・エアコンや給湯器等 ・電気やガスの引込み ・オール電化 |
インテリア | ・カーテンの概算 ・照明器具の概算 |
外構 | ・最低限必要な工事の概算 |
諸費用概算 | ・登記費用 ・印紙税 ・引越し費用 ・住宅ローン諸費用 |
ユーザー目線であるほど、見積書と資金計画書はきめ細やか
一般的にハウスメーカー契約後の値引きはできません。
契約前の見積内容がお粗末なハウスメーカーは避けましょう。
営業担当が信頼できない
不信感のある営業との打ち合わせは、ストレスが溜まります。
営業担当は長いお付き合いになる、家づくりのパートナー。
- メモを取らない
- 時間を守らない
- レスポンスが悪い
- 契約をやたら急かす
正直、ハウスメーカーの営業に当たりハズレはあります。
営業への教育も含めてハウスメーカーの品位が問われる
ハウスメーカーを気に入っている場合は、担当変更をしてもらいましょう。
設計担当のレベルが低い
設計担当のレベルが低い会社もやめましょう。
設計のレベルは、注文住宅のクオリティにダイレクトに影響します。
- 施主のライフスタイルを理解する
- 潜在的なニーズを図面に落とせる
- 要望プラスアルファの提案をする
- 外観のデザインにこだわりがある
営業ガチャがあるように、設計にもレベルの違いがあります。
同じ敷地であっても、設計の技術によって間取りの差が出るということ。
優秀な設計が提案した間取りとは?
玄関からリビングに入ると、あえてキッチンを見せる間取り。
キッチンの手元を隠したい人は多い。
奥様はかなりのキレイ好きで、隠す必要はなかった。
奥様の性格を見越した提案は、型破りでも満足度が高い。
間取りにこだわりがある人は、設計のレベルにも注目してみてください。
ハウスメーカー時代、密かに営業が設計の指名をしてたから
性能だけをアピールする
家の性能の良さだけをアピールするハウスメーカーは、やめた方がいいです。
いまやほとんどのハウスメーカーは、標準以上の性能を備えているから。
性能 | ハウスメーカー標準 |
---|---|
耐震 | 最高等級の耐震等級3が標準 |
耐火 | 延焼は外壁によるが、内部火災は変わらない |
断熱 | 断熱等性能等級5以上 |
耐久 | 定期メンテナンスで60年保証 |
いい家は、ハード面とソフト面のバランスが大事。
性能はセールストークがしやすいので、営業が強調しがち。
地域によっては性能がオーバースペックかも?
「性能だけ」をアピールし続けるハウスメーカーには注意しましょう。
標準仕様では物足りない
標準仕様で満足できないハウスメーカーは避けましょう。
追加オプションで予算オーバーになりやすいです。
もしくは標準でガマンすると、入居してから残念な気持ちになります。
- 水まわり設備
- 建具(ドア、扉)
- サッシ(窓)
- 床材
- 外壁
- クロス
素人には分かりにくいのが、サッシや建具、床材のグレード感。
標準仕様は実物をしっかり確認しましょう。
標準仕様が安っぽいと、建売みたいな注文住宅になっちゃう
完成現場がパッとしない
完成現場がパッとしないハウスメーカーは、やめた方がいいでしょう。
モデルハウスのグレードが高すぎる可能性があるからです。
完成現場 | |
---|---|
外観 | ・窓のラインが揃っている ・前面道路からのデザイン |
内装 | ・床材がしょぼくないか? ・室内ドアのグレード感は? |
間取り | ・施主のこだわりポイント ・住んでみて満足したこと |
設備 | ・オプション何を選択した? ・標準仕様のグレード感は? |
完成現場はモデルハウスと違って、敷地条件に制約があります。
間取りや外観は、設計力が問われます。
モデルハウスの内装や設備はオプションが多い
完成現場を見て、納得のいくハウスメーカーを選びましょう。
経営状況がよろしくない
経営がうまくいってないハウスメーカーはやめましょう。
もし倒産してしまうと、アフターサービスが受けられなくなります。
上場企業であれば、公式サイトのIR情報を参照してください。
財務諸表 | 見るべきポイント |
---|---|
貸借対照表 | 自己資本比率:20%以上 |
損益計算書 | 売上高営業利益率:5%以上 |
キャッシュフロー計算書 | 営業活動によるキャッシュフロー:プラス |
社会情勢もありますが、数年続けて業績が落ちている会社は要注意。
ハウスメーカーの長期保証は盤石な経営があってこそ
経営状況が怪しいハウスメーカーは、やめた方がいいです。
やめた方がいいハウスメーカーを見極めるコツ
ハウスメーカーを見極めるコツは3つあります。
- 3社は比べる
- 直感を信じる
- プロに任せる
「どうしても自力で選べない!」という人はプロに任せるのがいいでしょう。
3社は比べる
ハウスメーカーを見極めるために、3社は比較すること。
比べないと、その会社の良いところ・悪いところがクリアになりません。
A社 | ・デザインが好き ・ローコスト住宅 |
B社 | ・間取りが好き ・営業担当がいい |
C社 | ・大手で安定 ・価格が高い |
時間と労力はかかりますが、収穫はあります。
目的はニーズにあった家を建てること!
比較した上で、信頼できるハウスメーカーに依頼しましょう。
直感を信じる
このハウスメーカーはやめた方がいいか迷ったら、直感を信じること。
人にはリスクを回避する思考がベースにあります。
これは危険!というシグナルほど、無意識のうちに取捨選択できるのです。
ソフト | ハード |
---|---|
・デザイン ・間取り ・担当との相性 | ・構造 ・性能 ・保証 |
ハードは数値で比較できますが、ソフトは数値で表しにくいもの。
ソフトこそ直感を信じよう
口コミや他人の評価は参考程度に。
最後は自分の心の声を聞く、ぜひやってみてください。
プロに任せる
ハウスメーカーを選ぶ自信がない人は、最初からプロに任せましょう。
アドバイザーに相談すると、ハウスメーカー絞り込みの時短になります。
- 中立のアドバイスが欲しい
- 営業を受けたくない
- 工務店も検討したい
- スケジュール調整が面倒
- お断りの代行をしてほしい
失敗できない買い物だからこそ、プロに頼る
時間がない、見極めるのが不安な人は便利なサービスを活用しましょう。
まとめ:やめた方がいいハウスメーカーの見極めが不安ならプロに頼ろう
この記事では、やめた方がいいハウスメーカーのポイントと見極めるコツを解説しました。
- 見積内容、担当者、現場、仕様、経営をチェック
- ハウスメーカーの見極めが不安なら、プロに頼る
ハウスメーカー選びは労力と時間がかかるのは避けられません。
展示場に出向いてコミュニケーションを取りながら取捨選択できる人は、家づくりをどんどん進めましょう。
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なおLIFULLが未提携のハウスメーカーもあるので、気になる会社がある人は事前に確認してください。
この記事が、1つでもハウスメーカー選びのヒントになったら嬉しいです。
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