もしかしてうちの住宅ローン金利って、高い?
住宅ローンの借り入れ時に比べて市場金利が下がった人や月々の返済額を抑えたい人は借り換えを考えるでしょう。
ただし借り換えは、書類の準備など手間と時間がかかるのも事実です。
金利の見直に成功して、総返済額が100万も減らせるケースもあるよ!
この記事では、誰にでもできる住宅ローンの金利交渉をわかりやすく解説します。
この記事を読むメリット
- 借り換えよりもラクに金利を下げる具体的な方法がわかる
- 住宅ローンの金利交渉に成功する確率が上がる
住宅ローンは多額の借金であり、0.1%であっても総返済額に大きく影響を与えるもの。
- 借り換えができる準備をして交渉しよう
- 金利の見直し交渉は失敗しても損はなし
住宅ローンの返済額を減らしたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 宅地建物取引士
- 元ハウスメーカー営業
- ファイナンシャルプランナー
- インテリアコーディネーター
- 声ブログ発信中@stand.fm
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住宅ローンの金利見直しを交渉するメリット・デメリット
いま借りている銀行に金利の見直しを交渉するメリットとデメリットをまとめます。
結論、もし金利交渉に失敗しても損はありません。
住宅ローン金利見直し交渉のメリット
住宅ローンの金利見直しを交渉するメリットです。
- 住宅ローンの総返済額を減らせる
- 借り換えよりも手続きがカンタン
- 諸費用がかからない
借り換えは、住宅ローンの本審査をもう1回最初からやり直すこと。
源泉徴収票や不動産関係の書類を揃える手間と時間はかかります。
金利の見直しは諸費用がかからないってのが最強のメリット
たとえば、残債3000万円&30年返済で金利が0.3%ダウンしたら、どのぐらい総返済額が減るのか?
金利 0.8% | 金利 | 0.6%差額 | |
---|---|---|---|
月々返済額 | 93,760円 | 91,087円 | −2,673円 |
年間返済額 | 1,125,120円 | 1,092,936円 | −32,184円 |
総返済額 | 33,753,600円 | 32,788,080円 | −965,520円 |
借り換えは、ここから諸費用を差し引いてトータルで得するかどうかを判断します。
金利の見直しは諸費用を差し引く必要がないので、差額がそのままお得になります。
住宅ローン金利見直し交渉のデメリット
住宅ローンの金利見直しを交渉するデメリットです。
- 試算と比較をする時間がかかる
- 他行へ審査をする手間がかかる
- 最低金利とは限らない
金利交渉にゼッタイ必要なことは、ライバルの銀行と比較すること。
何の情報もなく交渉すると成功する確率が下がってしまいます。
そのためには書類を準備して徹底的に比較しなければなりません。
金融機関のwebサイトや郵送で入手する
2〜3年分を会社から入手する
金利、総返済額、諸費用、団信など借り換えした場合のコストシミュレーション
金利を交渉するためには、根拠が必要ってこと
また金利交渉した結果、世の中の最低金利になるとは限りません。
見直した結果が▲0.1%であっても、借り換えにかかる手間と諸費用を削減できて返済額が減るなら「良し」としましょう。
住宅ローン金利見直しの交渉ポイント3つ
住宅ローン金利見直しの交渉ポイントは3つあります。
- 借り換えによる削減額を明確にする
- 他銀行の仮審査を申し込む
- 金利見直し交渉マニュアル
銀行にとってライバル銀行へ顧客が流れることは避けたいもの。
その真理をついて、他行の審査を通しておくことが重要です。
借り換えによる削減額を明確にする
借り換えたら、どのくらい返済額が削減できるのか?をまず把握しましょう。
もしも現在の住宅ローン金利がかなり安いと借り換えのメリットはなく、金利が下がる可能性は低いかもしれません。
銀行は需要と供給のバランスも考えて、あなたの金利を下げるかどうか判断するからです。
借り換えシミュレーションはモゲチェック
そこで、先ほどの残債3000万円&30年返済で金利が0.2%安くなる借り換えをしたら、どのぐらい総返済額が減るのか?もう1度よく見てください。
金利 0.8% | 金利 | 0.6%差額 | |
---|---|---|---|
月々返済額 | 93,760円 | 91,087円 | −2,673円 |
年間返済額 | 1,125,120円 | 1,092,936円 | −32,184円 |
総返済額 | 33,753,600円 | 32,788,080円 | −965,520円 |
借り換えは諸経費がかかるので、それを上記の差額に追加します。
諸費用は金融機関によって大きく異なるので要注意。必ずチェックしましょう。
仮に諸費用が80万かかるとすると…
借り換えるによる削減額は、96万ー80万=16万
約16万のお得を取るために80万の諸費用を支払うのは、本末転倒ですね。
ただし、現在の住宅ローンが1%を超えている人は諸経費を差し引いても借り換えのメリットは大きくなります。
金利交渉がしやすいのは、借り換えによる削減額が大きい人。
他銀行の仮審査を申し込む
いま借りている銀行に金利交渉をするために、他行の事前審査を申し込みましょう。
ライバル銀行にとられるくらいなら、利息が減ってもいま借りている客を逃したくない。
これが、銀行の本音だから。
いまや住宅ローン借り換えの仮審査は、ネットで完結できます。
スマホでポチポチ5分入力、すぐに表示されます
おすすめのポイントをまとめて比較できます
スマホで借り換えできるかをチェックできます
必要なデータが手元にあればモゲチェック
▼モゲチェックについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください
仮審査の結果、交渉に重要な材料は2つ。
すぐに借り換えができる状態は、交渉の強力な武器になると覚えておきましょう。
- ◯◯銀行で住宅ローン借り換えの仮審査が通ったという事実
- 金利が◯%下がって、諸経費を考慮しても借り換えした方がおトク
金利見直し交渉マニュアル
ここまで準備しても、自信がない人へ。
私が考えた金利見直し交渉マニュアルを参考にしてみてください。
じつは、住宅ローンの返済が厳しくて借り換えを検討しているのですが、まずは貴社に金利のご相談ができればと思いまして
なるほど。どちらの銀行をご検討中ですか?
◯◯銀行で仮審査の申し込みが通っています
ちなみに、どのくらい金利がお安くなるのでしょうか?
◯%下がって、諸経費を考慮しても借り換えした方がお得なんです
承知しました。確認してご回答差し上げます
あなたの口座状況(預金額や入出金、収入など)から信用度を確認し、金利を下げるかどうかを判断します。
もし、交渉がうまくいかなくても借り換えするばいいだけ。
安心して交渉にチャレンジしてみましょう。
まとめ:住宅ローンの金利見直し交渉をしてみよう!大変でもやる価値あり
住宅ローンの金利見直し交渉について誰でもできる方法を解説しました。
近年の変動金利はまだまだ、低金利時代。
高い金利で住宅ローンを組んでいる人は、この機会に見直しをしてぜひ交渉をしてみてください。
- 借り換えができる準備をして交渉しよう
- 金利の見直し交渉は失敗しても損はなし
この記事を読んだみなさん、あとは行動するだけです。
具体的なアクションのおさらい。
- いまの金利と比べてどのくらい削減できるか?
- 諸費用を含めていくらお得になるか?
- メリットがある銀行を絞り込む
- スキマ時間にスマホで入力する
- 審査結果をまとめておく
- いま借りている銀行に相談する
STEP1&STEP2の時短に役立つのは、モゲチェック
通勤電車の中で、お昼休みに、移動時間に、空き時間に、きょうこの日から準備をしてみてはいかがでしょう?
よりよい未来のために、この記事があなたの役に立ったら嬉しいです。
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