住宅ローンに加えて持ち家の維持費で生活が苦しくなるのはイヤ…
平均的な維持費は月々2万5千円以上はかかるといわれています。
維持費のことを考えないで家を買うと、家計がタイヘンなことに爆
この記事では、新築を購入する前に知っておくべき維持費で後悔しないための対策を解説します。
この記事を読むメリット
- マイホーム維持費の目安がわかる
- 維持費で後悔しない対策がわかる
この記事を読めば、マイホームを安心して購入することができます。
- 家計管理をして維持費の予算を立てる
- 新築時にメンテフリーの仕様を選ぶ
- 維持費を確保するため低金利で借りる
維持費の不安がつきまとってマイホーム購入を迷っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 元ハウスメーカー営業
- 宅地建物取引士
- インテリアコーディネーター
- 声ブログ発信中@stand.fm
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マイホーム維持費の目安
マイホームの維持費は、何にどのぐらいかかるのか?
一覧表にまとめました。
【15〜20年後にかかる維持費の目安】
維持費の目安 | 備考 | |
---|---|---|
固定資産税 | 10〜20万 | ・エリアと広さによる ・少しずつ減額される |
外壁・屋根 | 100〜200万 | ・面積と塗料による ・スレート屋根 |
防蟻 | 15〜30万 | ・30坪想定 ・木造のみ |
防水 | 5〜10万 | ・FRP防水 ・バルコニー想定 |
給湯器 | 20〜40万 | ・容量による ・高効率ガス給湯器 |
水まわり | 250〜300万 | ・キッチン ・ユニットバス ・洗面化粧台 ・トイレ |
エアコン | 30〜50万 | ・グレードによる ・広さによる |
合計 | 430〜650万 |
賃貸ではかからなかった修繕費用がかかります。
給湯器やエアコン設備などはいつ壊れるか想定できません。
もちろん、構造躯体を長持ちさせるためのメンテナンスも必須。
構造躯体のメンテナンスを怠ると、建物の寿命が短くなっちゃうよ
また、ウッドデッキや植栽など外まわりのメンテナンスコストもかかるでしょう。
マイホームの場合、とにかく自力で修繕積立をする必要があります。
マイホームの維持費で後悔しない対策3つ
マイホームの維持費で後悔しない対策は3つです。
- 家計管理
- 予算計画
- インフレ対策
家を購入する前から予算計画を立てておくことがポイント。
新築購入で浮き足だたずに、数字で管理しましょう。
家計管理
家を購入する前から、しっかりと家計をコントロールすること。
家計管理ができていないと、維持費を捻出できません。
- 無理のない住宅ローン返済ができる
- 家計を可視化するとムダな支出が減る
- 維持費を計画的に貯金できる
マンションには修繕積立金がありますが、持ち家にはありません。
計画的に維持費を確保するために、必ず家計管理をしましょう。
そもそも家計管理ってどうやってやるの?
そんな人はこちらのステップを参考にしてみてください。
- カードローンは完済
- 不要なカードを解約
- メインバンクを決める
- 不要な口座を解約
- 家計簿アプリの導入
- 支出のデータ管理
- 生命保険と団信の比較
- 医療保険とがん団信の比較
- 毎月かかる支出の見直し
- 年会費サービスの解約
家計管理のステップについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をチェック▼
10年間で200万ぐらい貯めればいっか〜
そんなゆるい感覚で「変動費」は貯金できません。
家を買う前から、家計管理をスタートさせましょう。
予算計画
家計を可視化できたら、維持費の予算計画を立てます。
建物の構造や仕様、坪数によって何にいくらかかるかが異なります。
維持費について、契約前にハウスメーカーや工務店に確認しておきましょう。
【維持費チェックリスト】
部位 | 質問 |
---|---|
外壁 | ・サイディングの耐候年数は? ・吹き付けの再塗装目安は? |
屋根 | ・スレートの再塗装目安は? ・瓦の防水シート交換目安は? |
防蟻 | ・坪数あたりの単価目安 |
防水 | ・バルコニーや屋上の面積は? ・防水処理の方法は? |
設備 | ・保証期間は? ・設計耐用年数は? |
外構 | ・メンテナンスが必要な部材は? |
将来的に何にいくらかかるのか?の予測を立てよう!
ポイントは具体的に計算をすること!
例えば15年で450万円ぐらい貯める場合は…逆算して、月々2.5万円の積立が必要になります。
もしかしたら、外壁のグレードアップをした方が安くなるかもしれません。
注文住宅だからこそ、維持費を見据えた仕様を選ぶことができるのも大きなメリットですよ。
インフレ対策
将来の維持費は、現在よりも高くなっている可能性があります。
直近10年で、建築資材は1.3倍に。
リフォームの費用もだいぶ上がりました。
維持費が400万かかるとすると、1.3倍で520万…120万の差!
住宅ローンは固定金利にすれば、返済額の変動はありません。
しかし、維持費は変動するリスクがあります。
維持費=変動費
インフレ対策もしっかりしておきましょう。
- メンテナンフリーの仕様を選ぶ
- 優良なインデックス投資の積立をする
- 多めに貯金をする
- 低金利の住宅ローンを組む
例えば、維持費のコストが大きい外壁や屋根の仕様を見直す。
ウッドデッキを本物の木ではなく、メンテフリーの樹脂タイプにするなど。
新築時のコストと将来の維持費を比較してみよう!
現金はインフレになると価値が下がりますが、株価はインフレに強いといわれています。
信託手数料がかからないネット証券で、優良な投資信託を15年ホールド前提で検討してみましょう。
可能であれば、現金の貯金を多めにするのがベター
現金を確保するためには、低金利の住宅ローンを選ぶ必要があります。
変動費はいつ発生するかわからないので。
まとめ:マイホームの維持費で後悔しないよう低金利の住宅ローンを選ぼう!
この記事では、マイホームの維持費で後悔しないための対策を解説しました。
注文住宅は建てる前にメンテナンスフリーの仕様を選んだり、低金利の住宅ローンを吟味することが重要です。
- 家計管理をして維持費の予算を立てる
- 新築時にメンテフリーの仕様を選ぶ
- 低金利の住宅ローンを組む
維持費をキープするためには、住宅ローンの返済額を抑えなければなりません。
貯金は時間がかかるけど、低金利の住宅ローンを探すのは今できる
物件購入前でも仮審査の申し込みは可能
本審査は別の金融機関への変更OK
実際の借入可能額から予算を立てる
維持費をしっかりとキープするためにも、住宅ローン選びは早めに手をつけましょう。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
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